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2023.10.31 BLOG

大学院を目指している大学生へ

こんにちは!

GYMLABO学生スタッフの河野です⚽

 

「九工大を目指している受験生へ」というタイトルの、東君の合格体験記ブログは読まれましたか?

大学受験はずいぶんと前のことなので、読んでとても懐かしい気持ちになりました。

 

まだ読まれていない方は、こちらから読んでみてください!

 

 

さて、みなさんは卒業後、就職しますか?それとも進学しますか?

 

僕は今学部4年で、今年の7月末に大学院入試(以下、院試)を受験しました。

九工大の大学院ではありませんが無事に合格をいただきましたので、外部院試体験記として準備や勉強のことを綴ろうと思います📖

九工大生は院進する学生が多いので、なにか参考になることがあれば幸いです。

 

(ちなみに長いですこのブログ)

 

1.準備は4年進級前から!

 

1.1.大学院調査

九工大大学院受験を予定の方も外部の大学院を受験予定の方も、九工大・外部にかかわらず興味のある研究をしている研究室を早めに調査しましょう!

 

九工大に進学予定であっても、外部の研究室を調査していると、意外と面白そうな研究室が見つかったりします👀

試験は7月~9月のところが多いですが、学部3年のうちには確実に志望研究室を決めておきたいですね!

 

1.2.研究室見学

なんとなく行きたい研究室の候補が出たら、研究室訪問に行ってみましょう!✊

12月や2月ごろはどこの研究室も忙しい傾向にあるそうなので、その時期を避けて訪問すると良いと思います。

 

研究室にメールを送って、アポイントメントを取るのを忘れずに!

質問内容もまとめておくといいかもですね!

勉強で使った参考書や、(1.3.で後述しますが)TOEICで取っておきたい点数の目安などの勉強に関する質問はもちろん、その土地の住みやすさ、

バイトのことなど、学生生活に関することを聞いてみてもいいですね!

 

先輩と連絡先を交換したり、過去問をもらうのも大事です!

 

1.3.英語外部試験(TOEIC/TOEFL…)

忘れてはいけないのが、英語!

ほとんどすべての大学院で、TOEICやTOEFLなどの英語外部試験の公式スコアシートが必要です!!

 

だいぶ早めから準備しておかないと取り返しのつかないことになるので、気を付けてください!

 

 

例えば、僕の場合…

・試験日:7/29・30

・出願日:5/22~5/31(試験の2か月前!)

で、スコアシートは「出願時に願書と一緒に提出しても、試験当日に持参してもOK」なタイプでした。

 

スコアシートは英語外部試験を受験から手元に届くまでに約1か月かかるので、確実に間に合わせるためのTOEIC受験期限は

 

・出願時に願書と一緒に提出する場合→TOEIC4月試験まで

・試験当日に持参して提出する場合 →TOEIC5月試験まで

でした。

 

これを受験するためには、

・TOEIC4月試験を受験→2月には申し込み(院試5カ月前!)

・TOEIC5月試験を受験→3月には申し込み(院試4カ月前!)

する必要がありました。

 

 

そうです、受験のための締め切り(deadline;文字通り、「(間に合わなかったら終わりの)死のライン」)が早いんです!!

これに間に合わないと、大学院の一次募集は英語0点、もしくは全教科0点になる可能性もあります。

 

(一応11月ごろに二次募集があるところもありますが、一次募集で欠員が出なければそもそも実施されません)

 

もちろん、自分の大学から「院試のために、早めにTOEICを受けてくださいね!」なんてアナウンスはありません。

もう21、22歳の大人なので、「自分で」スケジュールを確認して行動する必要があります!

 

ちなみに、初めてのTOEICは会場の雰囲気にのまれて100%の力を発揮できないこともあるので、2回くらいは受験しておきたいですね!

 

1回あたりの受験料は高額ですが、大学生協から申し込むといくらか安くなったりするので、ぜひ利用してみてください。

 

1.4.出願

 

出願は、大学サイトに掲載された募集要項から願書を印刷して、郵送する必要があります。

受験料は、大体どこの大学も30,000円です。

結構高いんですよね…

 

結果、大学院受験には

・受験料:30,000円

・TOEIC:6,710円×2回

・宿泊費:6,000円くらい×2泊

・交通費:(僕は福岡なので)4,000円くらい

と、およそ60,000円くらいかかるんです…!

 

そのため、お金をためておくのも「準備」ですね!

 

 

2.勉強は情報戦!

 

2.1.情報収集

大学受験のときもそうだったかもしれませんが、院試でも豊富な情報量はとても強い武器になります!

自大を受ける人と他大を受ける人では、はじめから情報量で圧倒的な差があります。

大学によっては、定期試験で出たものと似たような問題が院試で出題されることもあるらしく、自大を受ける人はとても有利です。

 

自大であれば自然と出回っていて得られる情報も、他大であればなかなか得ることはできません。

僕が受ける大学に進学した先輩や研究室見学の時に連絡先を交換した先輩に、使った本や選択問題のおすすめ、

前日泊まったホテルや大学までのルート、さらには万が一台風や大雨で交通が止まった場合にタクシーを捕まえやすい場所まで聞いていました!

 

2.2.過去問活用

院試でも、過去問はとても大事です!

僕が受けた大学院では、メールで連絡すれば直近3年分の過去問をもらえました。

ただ、もうちょっとさかのぼって解きたかったので、研究室訪問の時に10年分くらい写真を撮って保存していました。

先輩が解いた回答例みたいなのもあったので、これも保存して活用していました!

 

2.3.勉強

勉強は、やはり過去問ベースで進めましょう!

ササっと問題を数年分見て、なんとなくよく出る問題や傾向がつかめたら、それを中心に演習します。

 

最初はさすがに勉強内容をきれいすっぱり忘れていて、1問も解けませんでした!笑

1年の前期に履修した行列の簡単な計算もできなかったので、これはだいぶやばいなと思い、授業で使用した教科書でひとつひとつ時間をかけて勉強していました。

 

ちなみに僕は勉強はほとんどGYMLABOでやっていました!

GWとか土日は、朝8時に来て誰も人がいないGYMLABOを広々優雅に使っていました。

(水道光熱費を節約したかったのもあります、エアコン代とか高いので🤣)

 

 

院試勉強で一番難しいのは、過去問に模範解答がないことですね…

分からない問題は納得できる答えが得られるまで、インターネットや図書館の本を漁って調べました。

 

問題は公開されていても、解答が公開されていることはまず無いので、研究室の先輩が解いたものをもらうなり、同じ大学を受ける人と一緒に答案を作るなりしましょう。

GYMLABOにはホワイトボードがたくさんあって無料で使えるので、友達と答案作成するときはよく使っていました。

 

3.試験はドキドキ!

 

3.1.宿泊地予約

だいたいの大学院で、試験は2日か3日かけて行われます。

僕の受験した大学は2日間だったので、前日入りを含めて合計で2泊しました。

 

ホテルは、おそくとも試験の1カ月前には予約した方がよさそうです。

僕の場合は、2週間前に予約サイトを見たところ、泊まりたかった、受験地近くまたはJR沿いのホテルはすべて埋まっており…

泣く泣く、受験地まで30分近くかかるところを予約しました。

試験は土日に行われることが多いので、観光地が近かったりするとすぐ周辺のホテルは観光客で埋まってしまうのかもしれません。

 

早めに予約しましょう!

 

3.2.筆記試験

1日目は、筆記試験でした!

だいぶ緊張しましたね~~

 

過去問を解いていった感覚から、まあいけるだろとか高をくくっていたのですが、まさかの難化し(それも相当)、

大問4つに対し3時間たっぷりあるはずの試験が、あっという間に感じられました。

試験後には落ちたかなあ…という感じでした。

 

3.3.面接試験

2日目は、面接試験です!

スーツで行きましたが、真夏なので暑すぎました…🥵

集団面接で、10分ほどで終了しました。

だいぶ緊張しましたが、あっという間でした。

 

一緒に受けた友達がいたので、試験後はみんなでうどんを食べたり、カラオケに行ったりしました。

 

緊張が一気にほどけたのか、次の日から2日間、39度の熱が出て大変でした…

 

4.合格発表はドッキドキ!

合格発表は、試験の約10日後でした。

 

あまり自信はなかったのですが、番号はありました…!

 

受験番号を探すのは大学受験の合格発表ぶりだったので、とても緊張しました…

 

前期の授業最終日だったので、最高の夏休みのスタートでした!

 

 

5.院試受験生がんばれ!

以上が、僕の外部院試体験記です!

 

大学院受験は、大学受験のように過去問が本屋さんに売っていたり勉強をサポートしてくれる先生がいるわけではないので、

有益な情報を捕まえるためにかなり能動的に動く必要があります。

 

早め早めの準備を心がけ、合格に向け勉強を頑張ってください!

 

 

それではまた👋

 

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