インドひとり旅記
こんばんは!
GYMLABO学生スタッフの河野です⚽
まだ少し肌寒い日々が続きますね~~
朝布団から出られないのが最近の悩みです😖
さて、今回は、12/12~12/19で人生初の海外ひとり旅に行ってきたのでその旅行記を綴ろうと思います!
行き先は~~~~~~~
インド!!🇮🇳
(と、ちょっとだけベトナム!🇻🇳)
詐欺師の多さや衛生観念、人の性格など、なにもかもが日本とは大きく異なるインド、貴重な体験をしました。
ひとりで計画する力やトラブルに対応する力、トゥクトゥクドライバーの猛烈な「営業」を断る力がついたかも?
4つの都市をまわったので、1都市ずつ紹介していきますね!
デリー
深夜にデリーにある「インディラ・ガンディー国際空港」に到着し、その晩は空港泊!
翌朝デリー市内へと出発しました。
出発からわずか5秒、空港を出てから10歩の地点で、インドあるあるの「洗礼」を受けました😨
インド人「デリーか?タクシー乗れ!」
河野「メトロで行くからいらん!」
インド人「まだこの時間はメトロ動いてねえよ!」
…嘘です…!!
メトロはだいぶ早朝から動いています。
「メトロは動いていない」
↓
「タクシー乗れ」
↓
降車時高額請求
はインドあるあるの光景だそうです。
インドに行く予定がある人は気をつけてください!
事前にこのやり取りが蔓延っていること、メトロは早朝からでも運行していることを事前に調べていたので、被害にあわずにすみました。
(こんな感じで、旅中何度も騙されかけましたが、よく考えて何とか回避してました)
メトロでデリー駅に到着後、屋外に出ると…
鳴りまくるトゥクトゥクのクラクション!
充満している排気ガスの匂い!
「あっ、もう日本にはいないんだ」と、ここで強く実感しました😬
壮大すぎてテンション上がったインド門
日が昇ったころに道端にいたおじさんのチャイを飲み(だいぶ治安悪い地域だったっぽく、携帯を取り出すなと言われたので
写真は撮れませんでした)、デリーの観光名所「インド門」に行ってきました。
想像よりはるかに大きく、霞んだ景色の中の佇まいは圧巻でした。
(のちに、この霞は霧ではなく大気汚染のせいだよと教わりました😥)
その日の午後にすぐに次の都市、アグラに移動する予定があったので、デリーの観光はこのくらいです!
不可能だった自力での列車予約
インドの列車予約は、本当に難しかったです。
一応ネット予約ができることになっており、日本にいるうちに、IRCTCというインド国鉄のサイトで登録をしようとしたのですが…
電話番号認証のワンタイムパスワードが何度試しても来ず。IRCTCにメールで問い合わせても、返信は来ず。
ネットで調べると、この現象に関する記事はわんさか出てきます😂
仕方ないので現地で自力で取ろうと思っていたのですが、「チケットはこっちだよ!」と青年に連れて行かれた先はまたしても観光案内所。
インセンティブの分だけ高くなるんだろうなと思い、自分で観光案内所に入ろうと考えNOと断って観光案内所の横にあった店のおじさんに
「IRCTCの外国人用オフィシャルチケット売り場知らない?」
と聞くと、「着いてきな、知ってるよ!」と言ってくれました!
ただ…
このおじさん、心底親切な人だったのですが、連れて行ってくれたのは観光案内所の別店舗でした。😅
途中で「ほらあそこだよ!じゃあ気をつけてな!👋👍」と別れたのでインセンティブ目的ではないんでしょうが、
インドでは、「知らない」と断るのは良くないこととされ、例え知らなかったとしても、(それが真偽不明であってもとりあえず)何かアドバイスをあげるというのが
美徳とされているようです。
これ結構、日本人とは違うところかもしれませんね!
いよいよ時間が怪しくなってきたので仕方なく観光案内所に入り、3本の長距離列車と砂漠ツアー(特別に空港までの送迎付き)プランを契約し、
約30000円を支払いました。
(実は朝、別のトゥクトゥクのおじさんにも観光案内所に連れて行かれ、そこでの同じプランは約60000円でした。
この差額が、グルに分配するインセンティブなんでしょうね)
アグラ
3時間の列車旅で、世界遺産、「タージマハル」のある、アグラという街に到着しました!
予約していた1泊1000円の8人部屋ホステルに泊まり、そこで仲良くなったポーランド人の夫婦と翌朝早くにタージマハルを見に行きました😆
タージマハル
タージマハルは、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛妃ムムターズ・マハルの死を悲しみ、建築家のラフマド・ラホーリーに建てさせた霊廟です。
世界遺産に登録され、インド最大の観光名所になっています。
タージマハルは日の出と共に開門するので、6時ごろからゲート前の列に並びました。
中に入ると…
圧巻!😮
霞の中で圧倒的な存在感を放っていました。
霊廟の中にも入ることができたのですが、こちらは撮影一切禁止とのことで、行った人しか見ることができません。
とても繊細な彫刻が施されていたので、是非足を運んで見てみてください!
ミニ・タージ(ビービー・カ・マクバラー)
タージマハルの近くには、小さなタージマハル「ミニ・タージ」があります!
正式名称は「ビービー・カ・マクバラー」といい、タージマハルの隠れ観光スポットになっています。
せっかくなので行ってみました!
気を取り直して、ミニタージ内部へ!
かわいい系の装飾がたくさんなされていました!
装飾は、ミニタージの方が好きかも!
小さいながらに見ごたえありました✊
大理石でできてるので
ジョードプル
アグラから夜行列車で、ジョードプルという街に移動しました。
10時間越えの大移動でした!
インドの駅・列車はカオスそのものです🚅
(プラットホームで夕飯を駅の野ザルに強奪されたり、駅で停車中乗り込んできた物乞いに10分間金をせびられるなど)
住居の壁が青く塗られているのが特徴で、「ブルーシティ」と呼ばれています。
ジョードプルは、実は「ONE PIECE」アラバスタ編のモデルになった街と言われているんです!
時計塔
アラバスタ編で良く出てくるあの時計塔のモデルになったと言われています!
朝と夜の2度見に行きました!
100ルピー(170円くらい)で時計塔に登ることができました。
↑左下にワンちゃん写ってます(インドは野犬だらけです)
かまれたら致死率100%の狂犬病を発症する可能性がありますが、人馴れしているので襲ってきたりはしません🐶
メへランガール城塞
アルバーナ宮殿のモデルになったと言われています!
ブルーシティを一望できて、とても良い眺めでした👀
大砲(?)
銃犬ラッスーのモデルになったと言われています!
(「ONE PIECE」より)
メへランガール城塞をまわっていると、本当にたくさんの人に話しかけられました。
インドのどの都市にいた時もそうだったのですが、写真撮ろう!と良く話しかけられます😄
滞在中100枚くらい撮ったような、最後の方は疲れちゃいました💦
↑陽気なご家族とパシャリ📷
ジャイサルメール
またしても夜行列車で、砂漠都市ジャイサルメールへと向かいました🚃
ジャイサルメールは砂漠気候に属し、街はタール砂漠の真ん中に位置しています。
住居は砂岩でできており、太陽に照らされると黄金のようにみえることから「ゴールデンシティ」と呼ばれています。
早朝に駅について少し歩くと、とてつもなく巨大なジャイサルメール城塞がありました!🏰
このジャイサルメール城塞は、城塞でありながら内部で人が生活している世界遺産です!
歩き回ってみると、内部は見事に文字通り「砂漠の城塞」でありながらも、生活感に溢れていました。
細い小道ってなんだかワクワクしますよね!
砂漠気候なので、めちゃくちゃ暑いし乾燥してます🥵
12月でも汗だくです!
水だけは切らさないように気を付けました。
近くのおじさんに「写真とれるとこある?」と聞くと、絶景が撮れるスポットを教えてくれました!
ひとしきり城塞都市を散策した後、ジャイサルメール都市部から南に50km走ったところにあるクーリ村という場所に移動しました🚓
クーリ村での目的は、ラクダに乗って砂漠を巡るキャメルツアーと、砂漠に布団を敷いて寝る砂漠キャンプです!
村に着くと、さっそくラクダに乗せてくれました🐫
たまたまひとりで来ていた大学院生の日本人の方と同じラクダに乗りました!
ラクダの背中の高さは思ったより高くて怖かったです😱
夜はジャイサルメール地方のダンスと食事(もちろんカレー)を楽しみ、砂漠に布団を敷いて、星空の中で眠りました💤
星空がとてもきれいでした!🌟
帰国
ジャイサルメール空港からアーメダバード空港へ国内線で飛び、その後ベトナムのハノイを経由して、福岡空港へ帰りました。
(ちなみにアーメダバード→福岡の航空券は最安1.9万円とかでした、穴場ルートかも)
良くも悪くも人懐っこすぎる人々、空気の汚さ、常識の通じない日々に精神がすり減っていましたが、
その中でも幸せそうに暮らす人々の表情や息をのむような絶景を飛行機で思い出していました。
特に「人」に関しては、道を歩いてるとすぐ「コンニチハ!👋ニッポンジン!」とよく話しかけてくるので、日本人と本当に大きな違いを感じました。
日本では、道端で知らない人にあいさつしたら「なんだこのひと」と警戒されますよね。
外出するときはイヤホンを付け、スマホを見て歩くようになった日本人がもっていないものをインド人たちはもっているような気がして、
なんだか少しうらやましく感じました。
(話しかけられすぎて疲れましたが…)
正午ごろ家に着き、そのまま爆睡、起きたのは25時間後…
7泊8日の旅でホテルに泊まったのはわずか1泊なので、想像以上に疲れていたようです。
インドのことをもっと知りたかったら、インターネットの情報を信じるだけでなく、勇気を出して実際に足を運んでみてください。
現地でしか感じられない街の雰囲気やご飯の味、人の情緒を楽しんでみてください!
↑早朝のジョードプルで飲んだストリートチャイ(おなか壊した原因)
それではまた!👋